有機ってなに?

喫菓jijiのお菓子の原材料には、「有機チョコレート」「有機オートミール」などが使われています。有機って、無農薬のこと?そういえば詳しく知らないな、、という方に向けて私たちなりに解説してみました!

私たちも感じた疑問

「最近よく聞く『有機』や『オーガニック』って、結局なにがいいの?」「難しそうだけど、暮らしに取り入れた方がいいのかな?」

スーパーやカフェで目にする機会が増えた「有機」という言葉。少し特別なものに感じるかもしれませんが、実は私たちの日常にそっと寄り添ってくれる、とても優しい選択肢のひとつなんです。

今回は、福岡県うきは市でお菓子を作っている「喫菓jiji」が、有機の本当の意味や、それを選ぶことで生まれる心のゆとりについて、ゆっくりお話しさせていただきます。お気に入りのお菓子を片手に、リラックスして読んでいただけたら嬉しいです。

有機(オーガニック)の本当の意味

「有機ってなに?」と聞かれたとき、一番にお伝えしたいのは、「農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を借りて育てられた安心な食材」であるということです。土のなかの微生物や太陽の光など、自然のサイクルを大切にしながら作られています。

自然のサイクルを大切にすること

有機栽培は、単に「農薬を使わない」ということだけではありません。科学的な肥料を使わないことで、土そのものが本来持っている力を引き出し、環境に負担をかけない持続可能な仕組みを目指しています。

なぜなら、健やかな土で育った植物は、素材本来の旨みや甘みをしっかりと蓄えてくれるからです。私たち人間だけでなく、地球環境にも優しい一面があることも、有機の大きな魅力ですね。

jijiとしての向き合い方

「有機って聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、一番は『安心して食べられること』。余計なものを削ぎ落とした素材の力は、私たちの身体を優しく満たしてくれますよ。」

オーガニックとの違いはあるの?

結論から言うと、「有機」と「オーガニック」は基本的に同じ意味として使われています。どちらも自然との調和を大切にする考え方です。

日本では農林水産省が定める「有機JAS」という厳しい基準がありますが、大切なのはその定義を覚えることよりも、「自分の身体や環境のために何を選びたいか」という心に素直になることだと私たちは考えています。

私たちが有機を選ぶ理由

世の中にはたくさんの食べ物があふれています。そのなかで「何を選び、何を口にするか」を考える時間は、実は自分自身を大切にする時間でもあります。有機食材を選ぶことは、単に健康のためだけではなく、日々の暮らしを整え、心にゆとりをもたらしてくれる素敵なきっかけになると思っています。

自分と大切な人の身体を労わる

例えば、大好きなチョコレートを選ぶとき。裏面のラベルをじっくり見てみると、意外にも多くの添加物が含まれていることに驚くかもしれません。「これは身体にどんな影響があるのかな?」と不安になりながら食べるよりも、有機素材のものを選んで「これなら安心」と心からリラックスして味わう。その「安心感」こそが、身体への一番の栄養になると私たちは考えています。

身体に劇的な変化がすぐ現れるわけではなくても、納得して選んだものを口にするときの「心地よさ」は、明日への活力に繋がっていきます。

私たちも感じた疑問

「有機のものって少し高いイメージがあるけれど、なぜ選ぶの?」

素材本来の豊かな風味を感じる

有機栽培で作られた素材は、化学肥料に頼らず土の力でゆっくりと育ちます。そのため、雑味が少なく、素材が本来持っている力強い旨みや甘みを感じることができます。この「素材の美味しさ」に出会えることも、有機を選ぶ楽しさのひとつですね。

また、有機を選ぶことは、地球環境を守る優しい選択でもあります。化学肥料を使わない栽培は土壌や水を汚さず、豊かな自然を次世代へ繋いでいくお手伝いになります。自分の「美味しい」という選択が、巡り巡ってどこかの誰かや、美しい自然のためになっている。そう思うと、なんだか少し前向きな気持ちになれませんか?

jijiとしての向き合い方

「毎日のすべてを有機にするのは大変かもしれません。まずは、今日頑張った自分へのご褒美お菓子を一つ選んでみる。そんな小さな『選ぶ楽しさ』をご用意できれば嬉しいです。」

知っておきたい「有機JAS」のこと

「有機のものを選ぼう」と思ったとき、お店で迷ってしまうことはありませんか?実は、日本には私たちが安心して選ぶための「目印」があるんです。ここでは、お買い物をもっと楽しく、スムーズにするためのヒントをお伝えします。

安心を届けるための大切な目印

スーパーなどで見かける、太陽と雲と植物が描かれた緑色のマーク。それが「有機JASマーク」です。このマークがついているものは、農林水産省が認めた登録認証機関によって、厳しい基準をクリアしていると証明された証拠です。

ポイント 有機JASが約束していること
土づくり 2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使っていない
栽培方法 遺伝子組み換え技術を使用せず、自然の力を活かす

このマークがあることで、私たちは「これは無農薬で丁寧に作られたんだな」とひと目で判断することができます。「何を選べばいいかわからない」というときの、心強いお守りのような存在ですね。

暮らしに取り入れる優しい選び方

もちろん、マークがすべてではありません。大切なのは「完璧を目指しすぎないこと」だと私たちは考えます。まずは、よく使う調味料を一つだけ変えてみたり、週末のおやつにこだわりの一品を選んでみたり。

なぜなら、無理をして「有機じゃなきゃダメ」と自分を縛ってしまうのは、本来の「心地よさ」から遠ざかってしまうからです。自分が「いいな」と思えるものを、自分のできる範囲で。そのゆとりが、日々の生活を豊かに彩ってくれますよ。

jijiとしての向き合い方

喫菓jijiが素材の力を活かす理由

私たち「喫菓jiji」では、選ぶ楽しさや安心感を大切にしたいという想いから、さまざま素材に有機(オーガニック)のものを取り入れています。例えば、濃厚な味わいのチョコレート、ザクザクとした食感が楽しいオートミール、香ばしいナッツ、そして優しい甘みの豆乳など。これら一つひとつの素材が持つ「本来の力」を信じているからです。

麹や酵母が引き出す自然な甘み

こうした有機素材をさらに美味しく、そして身体に優しく届けるために、jijiでは「麹」や「酵母」の力を借りています。発酵の力を使うことで、素材が持つ本来の甘みや旨みを最大限に引き出すことができるからです。

また、発酵の力は美味しさだけでなく、私たちの身体にとっても嬉しい役割を持っています。消化の負担をなるべく少なくしてくれるため、食べたあとも身体が重たくなりにくく、心地よさが続きます。「美味しい」と「優しい」が重なり合う、jijiならではの味わいです。

「素材の力を借りることは、自分自身の本来の力を信じることにも似ている気がします。身体が喜ぶものを選ぶことで、内側からじんわりと元気が湧いてくるのを感じていただけたら嬉しいです。」

明日も頑張れる「エール」のお菓子

「有機ってなに?」という問いの答えは、きっと人それぞれです。でも、もしjijiのお菓子を通じて「なんだか少し、心が軽くなったな」と感じていただけたなら、それが私たちにとっての正解だと思っています。決して有機を推奨しているわけではなく、jijiが原材料として利用している「有機」というものに対して、少しでも理解が深まると嬉しいと思っています。

毎日のなかでは、ときには下を向いてしまう日もあるかもしれません。でも、私たちの作るちいさな焼き菓子たちが、頑張るあなたのそばで、そっとエールを送れるように。たくさん、たくさん心を込めて作ります。

この場所や、一つのお菓子を通じて、あなたが少しでも上を向くお手伝いができれば、これ以上の幸せはありません。今日も、明日も、あなたにとって穏やかなひとときが訪れますように。

お気に入りのお菓子があれば、
もうちょっと頑張れる気がする。

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